matC2/SONIC RESORT
届きました！ 全体を通して聴いた感じは、やっぱり夏の海だなあ。白い砂浜、青い海。時間の流れがゆっくりで、余計な音がなくて。でも、静か過ぎるわけでもなく、わくわくする感じ。ほんと、海が見たくなってきました。ずず黒くないやつ。（ぉぃ
そんなわけで久しぶりに全曲レビュ。
- Ancient Wave -morning-
- 10曲目と対になってるみたいですね。タイトルは全体的にそのまんまのようなので、逆らわずに行ってみます。朝、というか夜明け前。白み始めた水平線とか、コテージのテラスにかかる朝靄とか。リゾートな海は行ったことないので空気感までは判らないんだけれども、混じり気のない、生まれたての光のイメージはあるかなあ。
- After the Rain
- 雨の後、つーことですが。ああ、なるほど、最初のピアノが雨だれなのか。降ってた雨がさあっと引いて、真夏の太陽が顔を出す。ビーチというよりは海岸線の道路をドライブしているような。わくわくした感じは目的地に向かう車中だからかな。この曲、nostalgiaのジャズメンたちが多数参加しているみたいですが、ジャズ一色だったnostalgiaを消化して、自分のほうに引き寄せた、みたいな印象があります。
- Blue point
- さて、ビーチに着いたぞと。キラキラしてんなあ。波の照り返しでしょうか。日差しはキツいけど、都会にいるときほど不快じゃないのはなんででしょうね。むしろ嬉しい。ギャルの素肌でも照り返ってるからか？……ってそうじゃなくて。人工物に囲まれているときは「自然」は少々厄介だったりしますが、自分が自然の中に取り込まれた状態になると、イキモノとしての自覚を取り戻すというか。イキモノにとっては、太陽はありがたいもんですものね。
- Flow Motion
- Memory of sirahama 2003-Summer-
- 白浜だけに露骨に波打ち際ですね。寄せては返す波。夕暮れ時かなあ。オレンジ色の空と、対比で黒っぽく見える雲と。柔らかな風に吹かれて、沈む夕日を見つめる。熱が引いていく。一日が終わる。
- Last Night Groove
- 日が落ちてもお楽しみはこれからか（笑）これもドライブっぽいなあ。海岸線。視界の端に灯台なんか見えたりして。伸びた光が、夜の海をきらきらと撫でていく。WILLの時はオープンカーの印象があったんだけど、こっちはそうでもないな。
- 青く染めて-Aoku Somete-(surfer's high mix)
- サーファーズハイ、ってことで、ビッグウエーブが来ています。デンデケデケデケ。ブレイクビーツはやっぱり好きだなあ。サーフィンをしている人が視界に見えるってことは、自分でやっているわけではないな（笑）
- ELDORAD (Remix 2005)
- エルドラド、というよりは、パラダイス、という音。（どんなやねん）いや、なんか、アメリカ西海岸つか、カリフォルニアつか、そんな感じなのです。極彩色のビキニの金髪美人が見えるのだった。（ぉぃ 目の保養目の保養。踏み出したら、甘い罠？
- Red Sunset
- おや、タイトルに夕日が。こっちのが若干ギラギラしてますね。ラッセンの絵とか、それくらいはっきりしたオレンジ色。ヨットとか浮かんでたり。ヤシの木があったり。白浜は当然日本ですが、こっちは海外なのかな。後半ちゃんと日が落ちる。なるほどなあ。
- Ancient Wave
- 1曲目は朝だったんですが、こっちは夜。星が瞬く、吸い込まれそうな空。月明かりに照らされた白い砂浜は、夜の藍色を吸って蒼い。エンディングってことで、深呼吸？
- 疾風迅雷-Shippujinrai- (w.w.w Remix)
- 日本版ボーナストラックて（笑）輸入版はどこで買えますかー？ けっこうドカドカしてるんですが、何故かイメージは神社仏閣。運慶快慶の仁王像とか。清水寺に映える濃い緑とか。そうだ、京都行こう。
なんかね。「遠くへ行きたい」という気分になります（笑）ここではないどこかへ。うんまあ、リゾートで作った音じゃなくて、リゾートに思いを馳せて作った音だからそうか。CD下に隠れている写真たちが日常そのものなのが、くすりと笑いを誘います。えーと、お仕事がんばって！（笑）
