祭の後。

いやはや怒涛の3日間でした。感想とか、書きたいですけど、これがもうすっぽりと記憶がないのですね(笑)よそ様のレポを見て、ああ、そうだったそうだったと頷くばかりで。つか、なんだろ、今回はあんましレポ書く気で見てなくて、頭カラッポで楽しんできたのでした。
実はこー、なんとなく、そろそろこんなことやめなきゃなーというか、もうちょっとオトナとしてまっとうになろうかなーとか思ってたりして、夜遊びもやめてさ、PC中毒も治して、主婦やんなきゃーとか思ってたですよ。で、この3日であきらめついたらちょっと距離置こうかなーとか考えてたりして。
だけど、ダメっすね(笑)つーか、そうじゃないんだなと。本当に、本当に楽しそうなフェンスさんたち見てて、集まったみんなと自分も心底楽しんで。そしたら、なんていうかね、「楽しくていいんだ!」と降って湧いたように思ったんです。今までわりと、ライブとかネットとかは癒しというかめんどくさい現実からの逃避の手段というか、ある意味薬のような存在だったんですけど、そうじゃなくてね、ライブとか行ってる自分も現実で、主婦やってる自分も含め丸ごと楽しくなってきたのでした。
「やりたいことをやるためにはやるべきことをきちんとやらないと」という気持ちにずっと責め立てられて、音楽聴いてたり、PCに向かってたりっていうのにずっと罪悪感があって。かといって、まじめに家事やったりすると「こんなことどうして私が」とかイヤーな気持ちになって。いっそ趣味など知らない人間だったら良かったのにとまで思ったんですけどね。けど、この3日間、関わった人みんなからいろんなものをいただいて、ああ、ここも現実から地続きなんだ、だから、現実も悪くねぇと、そんな風に思ったのです。
だからね。これでようやく、逃げるのをやめられるような気がするんです。今まで散々念仏のように「逃げちゃダメだ」と唱えてたんですけど、逃げる必要なかったじゃんと。
「いつだって君のしてることは いつだって君のしたいことさ」つーことなんですよ。やりたいこととやらなきゃいけないことがあるんじゃなくて、実はずっと、やりたいことだけやってたじゃんと、そんな風に世界が変わってしまいました(笑)
だんだんワケが判らなくなってきましたが、こんな風に考えられるようになったのは、FENCE OF DEFENSEと出会ったからっつーか、フェンスの曲聴いて、散々いろんなこと考えた結果なので。フェンスに心底ありがとう。そして、フェンスを通じて出会ったすべてのものに、ありがとうございますと、今、そんな気持ち。