トランス。

トランス
http://ticket.rakuten.co.jp/stage/trans/
今日は音楽の話ではなく(笑)鴻上さんの作品の中で一番好きな「トランス」が、今年鴻上さんの手で再演されることになったのでご紹介。鴻上さんの著作としての戯曲は見ても見てなくても全部買うことにしていますが、唯一これだけは、ビデオも、確かDVDも買ってしまった作品です。過去2回の上演も見てまして、やはり初演のインパクトは忘れられませんが、でも、何度見てもドキドキするお話です。確かこのブログでも一度紹介したはず。コーカミさんと私。 - EXCITING NEWCOMERオカマの参三の店での肩書きが何になるのかも気になるところです(笑)「しゅわ子」という名前は変えられないはずなのですが、瀬川くんはヒーローおかま?(ぉぃ *1
物語は、高校生のとき、管理化が進む学校の中で、その管理の息苦しさを逃れて屋上で暇をつぶしているうちに親友になった3人が、それぞれの道を歩むために別れたあと、偶然の再会をするところから始まります。高校生のあの頃、息苦しさに耐えかねて寄り添っていた3人ですが、思い出になれば甘酸っぱく。思い出を語るうち、あの頃から抱えていた「言えなかった言葉」が生々しくあぶりだされていきます。あのとき言えなかった想いに気づいた3人がどうするか。それは見てのお楽しみ(笑)
自分もこう、中学までは学校の息苦しさについていけず、屋上は閉鎖されていたので校庭の隅にあるベンチで休み時間を過ごすことが多かったです。そこから「ベンチ仲間」のようなものが発生して、よく一緒に遊んでいました。作中のエピソードに似た経験もあるので、だから思い入れも強いのか、なあ。
多くの人に見て欲しい作品です。公演は無理でも、初演のDVDがあるのでそれだけでも……っ。DVDは、劇団のサイトで販売しています。
サードステージ
蛇足ですが、コーカミさんがグォン・サンウに似てるという人が検索したらもう一人いて嬉しくなりました。目つきが似てる、と自分は思うんだけどなあ。

*1:瀬川君は、昨年「グランセイザー」という特撮ヒーロー物の主役だったのです。ちなみに初演松重さんのときは「ターミネーターおかま」2回目の古田新太のときは「ハードロックおかま」