西村麻聡クリスマスライブ2005

第1部 

  • マットシ&高野正幹 イースト・クエスト・カルテット
    • そよ風の通り道(@ new album)
    • 時間学(@ new album)
    • Love dominante(@ new album)
    • JUVINOLA
  • マットシ@ギター弾き語り
    • 影絵
    • 雨のち晴れ模様
    • (未タイトル曲)(@ new album)(多分)
    • ひまわり

第2部

  • 高野正幹 イースト・クエスト・カルテット
  • マットシ&安則眞実(CHAKA)&高野正幹 イースト・クエスト・カルテット
    • FLY ME TO THE MOON
  • 安則"CHAKA"眞実&高野正幹 イースト・クエスト・カルテット
    • VINCENT(by Don Mclean)
    • Bye Bye Blackbird
  • マットシ&安則眞実(CHAKA)&高野正幹 イースト・クエスト・カルテット
    • SARA
    • きらめく星のメリーゴーランド
    • LOVING YOU!
  • アンコール
    • OVER THE DREAM

セットリストはReal thingsさんとこからかっぱらってきました。(ぉぃ その節は大変お世話になりました!
そんなわけでクリスマスライブですのよ。「ブッキング早すぎちゃったんだけども」という西村さんのコメントもありつつ。まあどのみち、クリスマス当日は家族でケーキ食うくらいしか予定もないので、早くても問題なし。前年に引き続き、ジャズ模様のセットでございます。ドラム&サックスは昨年と一緒だっけか? オトナです。シブシブです。そんな中でやっぱり少年ぽい西村さん。リラックスムードで、しゃべり多めのライブでした。
会場のStar Pine's Cafeは、酒蔵をそのままライブ会場にしたという感じの、ゆったり呑めるオトナのバーという雰囲気で。フードメニューも「呑んでください」言うてました。ステージは低く、近い近い。最前列は余裕で握手できる距離です。西村さんもしきりと「近いねー」って言ってたような。DD武道館で初めて見たのは割り箸大でしたが、さすがにこれだけ近いと等身大です。
しょっぱな、いきなり新曲から3曲。「そよ風の通り道」という曲をシングルで出そうと思ってたんだけど、勢い余ってアルバムになってしまったので、リリース前ですみませんとかなんとか。タイトルにはご自身でツッコミ入れてました(笑)1曲目はこっちがアガっててよく覚えてないんだよな(汗)すみません。「時間学」は、「時間の使い方を学べば幸せになれると!」というコメントだったと思うんですが、なかなかにシリアスな雰囲気。続くLove dominanteは「恋が続いて、熱烈に愛し合っているわけでもない、かといって冷め切っているわけでもない、そんなビミョーな時期のことを歌いました」とのこと。思わず「あの人を愛してるっていうことはどういうことなんだろう」とメタ思考してしまう時期のことでしょか。ささいな言葉で傷ついたり、会えない時間が前ほどさびしくない自分に気がついたりすると、メタ思考は始まります。西村さんは「ビミョー」をしきりと強調してましたが、緩い焦燥って感じの曲だったかなあ。ともあれ、アルバムですよ! 楽しみ。
ジャズセットの間は去年のた打ち回ったハンドマイクだったわけですが、1年たってこなれた感じがしました。椅子が足のつく高さだったからかもしれませんが(笑)足がばたばたできるようになったので、手の動きが若干控えめというか。ほんと楽しそうだったなあ。音の海を泳ぎまわるには、足も使わないと、でしょうか?(ぉぃ
影絵からはジャズメンもはけ、独り弾き語り。こうやって続けて聴くと「影絵」と「雨のち晴れ模様」の想い人は同じ人な気がするなあ。「影絵」でおそらく公認の方なんでしょうが、フラッシュをたいて写真を撮ってたのが気になりました。集中が切れやしないかとひやり。すごく入り込んで歌ってらしたので。
そして、名もなき新曲。「みなさんの拍手の大きさでアルバム入りを決めたいと思います!」とのことで、真剣に聴きます。なんだろ、「降りしきる」というイメージが湧いたんですが、何が降ってるのかまでは掴めず。冬っぽいけど雪じゃないと思うんだよなあ。あ、結果は大拍手! おめでとうございます(笑)割れんばかりの拍手の中、西村さんも得意げに2回ばかしアンコール。ノリノリです。見てるこっちも嬉しくなってきます。そして「自分も好きだし、やってほしいという要望の多い曲」ひまわりで第1部終了。
ここでひとつサプライズが。前回のエントリで紹介しましたが、その「POP MEET JAZZ」のCMがが会場に流れます。「TM NETWORKから木根尚登」の言葉に沸き立つ会場。人のことは言えませんが、やっぱカブってんだな。「80年代、一緒にやってた人たちにはいい曲がたくさんあって、僕がやってみたように、みんなでJAZZやってみるのも面白いんじゃないかと思って」と。「木根君に話したら、ひとつ返事で"やるやる!"って(笑)」との談話に木根さんらしいなあと思ってみたり。あちこち見てたら木根さん、ジャズピアノ習い始めてたんですね。まさに四十の手なら(ry 西村さんのサイトでもう先行予約が始まっていますので、見てみたい方はチェックしてみてください。
2部からはCHAKAさん登場。おおお、ジャズだー! いや、詳しくないんで気分だけなんですが、ホンモノだー。1曲目の方が好きかなあ。自分のよく知っているCHAKAさんらしい歌い方で、無理がない感じ。2曲目のスキャットもすごかったんですけども。かっちょいい。「私しゃべらせたらあかんで」というCHAKAさんのトークはツッコミ鋭く。バシバシつっこんでらっしゃいました。歌に関するお話はとても真摯で、魂削ってるんだなあと思いました。
SARAからはまた西村さん&ジャズメンで。「歌いにくいなあ」言うてましたけども、歌い出せば楽しそうで。試行錯誤はあるんだろうな、とは思いますが、学ぶのもまた楽し、と。好きなことをあれこれ工夫するのは時を忘れるほどに楽しいもんなあ。西村さんはジャズシンガーになりたいわけではなく、「俺のジャズ」をやりたいんだと思うんですが、どうでしょ?
アンコール。ワイングラスを片手に登場。「やめてた時期もあったんだけど……ちょっとずつね」と言いつつグラス一杯かーんと空けましたが(笑)楽しいお酒ならいいんじゃないでしょか。自分はめっきり下戸ですが、飲み物として日本酒はおいしいと思うもんな。あれでアルコールが入ってなければいいんですが。(ぉぃ 
ゆったり楽しんできました。どこだっけか(名無しの新曲のとこ?)、「野生児」と言うところを「原始人」と言って総ツッコミに遭ったりとか、相変わらずなところも込みで。野生児てか、これほど自然体な人もいまどき珍しい(笑)
次はPOP MEETS JAZZですねん。その月はフェンスもあるので、予定が立つかどうかはまだ未定なんですが(汗)い、行きたい、なあ。。